問責??




本日、豊洲市場移転問題に関する調査特別委員会(百条委員会)が開催され、元副知事 濱渦武生氏・元政策報道室理事 赤星経昭氏に対する偽証認定と、私、河野ゆうきに対する問責が可決されました。
私に対する問責は、私の委員会での発言(※末尾に掲載)が問責に値するとのことを、都民ファーストの音喜多委員から動議が提出をされ、自民以外の賛成多数で、可決をされました。
私の発言が問責に値するのであれば、これは数の力による言論封殺であり、むしろ音喜多氏のXデー捏造ストーリーのほうが、それをはるか問責に値します。
選挙間近であると、このような常識では考えられない、奇奇怪怪なことが、議会では起きてしまうのかと思うと、本当に議員を選ぶときには、その人物の質をよく見てほしいと心から願います。議会の質の低下を非常に危惧をしております。

我が自民党のきたしろ勝彦議員の反対討論を以下、掲載します。

『我が党の河野議員の発言に対する問責決議について、断固反対する立場から意見を申しあげます。
 3月14日の河野議員の「ご足労いただく場所がこのような形でよかったのか、いささか疑問に思っています。」との発言が、委員会軽視であるとの指摘がなされていますが、全く的外れな指摘です。
 東京都の契約案件の審議を公正中立な立場で行っている財産価格審議会の委員の皆さまに対して、当時の審議状況を調査する方法として、都の所管局を通じて資料等の提出を求める方法もあったのではないでしょうか。
 つまり、100条委員会の証人尋問の場に、委員の皆さまを直接お呼びしなくても、調査の方法は別にあったのではないのですか、という点を指摘したにすぎません。
 調査を進めるには様々な手法があります。
 その点に関する委員の見解を述べたものです。委員会、そして証人尋問の手続きを軽視する発言ではありません。

 次に、「Xデー」との記載があるメモに関する発言ですが、これも、当該メモが、いわゆる記録資料としての体裁を全く備えておらず、まさに、記録資料の最低条件である、何時、誰が、どこで、といった記載が全くないメモであるという、至極当然のことを指摘したにすぎません。
 この発言は、資料を提出した東京ガスを誹謗するものではなく、委員会における審議を中傷するものではなく、問責されるような発言では、ありません。
 このように、現在、提出されている問責決議は、本委員会において、各委員が、自らの見解を率直に披歴し、また、提出された資料の特徴を明らかにする発言に対する、意味のない、無責任な決議です。
 こうした、決議が提出されること自体、本委員会における各委員の率直で真摯な議論を抑圧することに繋がるものであり、民主的な委員会運営を阻害するものです。
 即刻、取り消し、河野委員に謝罪することを求めるものです。』

以上、河野ゆうきに対する問責への反論でした。

※また、その基となる私の委員会での発言、以下掲載します。
1、東京都財産価格審議会メンバーに対する尋問(H29年3月18日)
〇河野委員 「・・・・評価条件を設定し、どのような前提で評価を行うかを決定するのは、本来、執行機関が説明すべき事項であり、私は、皆様方にご足労いただく場所がこのような形でよかったのか、いささか疑問に思っております。しかしながら、・・・・」

2、濱渦武生元副知事に対する尋問(H29年3月19日)
〇河野委員 「・・・・確かにこのメモは、東京ガスの提出の段ボールの中に入っておりました。しかし、いつ、どこで、誰が出席して、誰が書いたのか、出どころも不明です。ほかの東京ガスの書類とはちょっと違い、異質なものでした。他の書類は、年月日、場所、出席者など書いてありますので、ですから、このメモを、殊さら取り上げるようなメモではないと。・・・・」

以上、まっとうな事を、発言して、向こう側の都合が悪いと、問責や偽証にしてします、都ファ連合、どうしようもないです。憤りを通り越して、あきれてしまいます。

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